祖母のところへ

ゆっくり起きて祖母のところへ。少し遠回りして干し柿に餡をつめた菓子を買って電車に乗る。乗り換えの駅で小腹が空いたので初めてSoup Stock Tokyoに入り,鶏のスープをすすった。あぁ良いなぁ野菜をたんまり入れたスープは。シチューばっかりだったので久々にミネストローネなど細切れ野菜ぶち込み系を作ろうと思った。
祖母は昼にお楽しみ会のようなのがあったらしく,私が行ったときには眠っていた。でも目は開けているようだったので声をかけ,和菓子を食べながら会の話を聞いたり写真を見たりした。正月に昔のビデオテープを見たら祖母と一緒に写っているものがあって,その話をしたらとても喜んでくれた。
祖母は痴呆気味で,こういう小さな訪問はすぐに忘れられてしまうと思うけど,「痴呆を生きるということ」によればそういう小さなイベントの記憶は消えても,感情は残るんだそうだ。だからそのために行くんだ,と思った。