自罰的

その状況を受け入れられないのに自分にもう出来ることがないと思ってしまうと,自分を傷めつけたくなってしまう。何も出来ないってのはだいたい他人に迷惑かけたようなときで,自分のことだけならけっこうすぐ「まぁいいや」と思えるんだが。
そういえば大昔にも居たたまれず校舎の裏のざらざらした外壁を殴りつけていたことがあった。内側の痛みを同じだけ外側に出したかったことと,「もし,手加減してしまうなら,所詮はその程度の苦しさなんだ」と思いながらやっていたような気がする。
ETV特集夜回り先生を見たとき,かつて何かやるべきことをやらなかったときに先生がどこかを傷つけていた(はっきり覚えていないが)ということを語っておられて,「傷つけて終わりじゃなくてあれだけ精力的に活動できるのか」と驚いたのだった。罰するのがもうできることがないからじゃないんだな。ちゃんとやれることでやるべきことがみえてるんだな。