第3話

うわー,今回もみっしりとエピソードが。弟を思うソンの怒りで巻き添えを食らった子は気の毒だが,世の中にはそういうこともあるわけで,相手をこてんぱんにして溜飲を下げるんじゃなくて,合意を得る,というのがベストだと思う。
家でも乙女につめよられる金八先生。気が休まらないですね……。親子で同業だと教えられることもあるけど,またいろいろ大変なんだろうなぁ。
で,みっともなくぶったおれてる2人。外で拾い食いするなよ…怪しめよ……。ドラッグをかなりみっともなく描いてたんではないかと思う。孝太郎はしつけをロクに受けてない,って描かれ方。親も来ないし反省もしないし。しゅうは大活躍だが痛ましい。
前回見てないけどヤヨの周囲は彼女を守るためにしっかりしてきた感じ。彼女は自閉症じゃなくて発達障害だったのね。
そういえば,昨年のNHKスペシャルで自閉症の子と問題を抱えた生徒が同じクラスで過ごす学校をやっていた。そこでは,問題を抱えた生徒と自閉症の子をペアにして学校生活を送るのだが,問題を抱えた子が,たぶん自分以外の生徒を抱えるということが大変なんだけども,同時に守らなければということで誇りのような,その2つがあわさったぎりぎりの表情をしていたことが強く印象に残っている。それはガラス細工のように抱えているのが大変なものなんだけれど,それが壊れてしまったら身を切られるようにつらいからなんとか守っていかなくちゃ,というような使命感。