ETV特集「子どもたちの“心の闇”を越えて」

流し見で見る。後半の対談はほとんど聞かず。現場で頑張って結果出してる方々には頭が下がる。印象に残ったのが小学校の先生で,生徒たちになるべく自分で考えさせ,生徒同士が互いを理解できるまでコミュニケーションの橋渡しをする先生。
「そうだよな。学校って間違ってもまだセーフの場所なんだよな。早いうちにどこかで失敗して学ばなきゃいけないんだよな。」
などと見ていて,ふと間違ってもセーフってそれこそゲームじゃないかと思う。しかしゲームや本,ドラマでは学べない?それで学べる人もいるけど,軌道修正までしてくれるのはやはり学校や社会でしかありえないか。少なくともゲームなどは軌道修正のために作っているわけじゃないんだし。失敗から学ぶ力は人間の特長だが,その力を使って楽しむのがTVゲームなのかな。しかし本来はその力は生きること全般に使うようバランスよく伸ばしていくべきものなのに,コミュニケーションを伸ばせる場だけが無くなってきてるのか。でも,コミュニケーションでリセットがきく(喧嘩してもじきに仲直り)のはやはり子供のうちで,小さいうちはゲームよりお勉強よりスポーツよりコミュニケーションしとけ,って結論になるのか。