猫に登られる

やっぱりビデオが必要な程度に遅くなった。
もう人通りもまばらな外に出ると,会社のまわりに植えてある木から子猫が降りてきてにゃあにゃあと鳴いて私のまわりをぐるぐるとまわった。なので座って撫でてやるとひざの上に乗ってきた。にゃんこというものがそういう性質であることは知っている*1のだが,子猫でもあるしすべすべした肉球を感じるとどうも振り払えない。餌とかあげられるものは無いんだよなー,スピスピ鼻を鳴らしていて寒いんだろうなーでもいずれは帰っちゃうよ,とひざの上の物体を見つめていると,ひざの上で頭突きをかましたりくるくる歩き回ったりした末に床(ひざの上)が整ってきたようであごを乗っけて落ち着きに入る猫。うぅ…かわゆい……。
覚悟を決めてひざから摘み上げたものの抵抗にあい,再度腕から首の周りに登られたりしつつその場を離れて吉野家で牛鉄鍋膳生卵つきを食って帰った。

*1:かつて大人猫に雨上がりに乗られたことがあって重いし足拭きマットになった気分だしにんともかんとも。