第2話

不良だった拓郎。母の死を前に彼は自分自身を恥じていた。
カレーはママの担当なんだね。お姉さんの「変心」を責めて皿を割ってしまう梓。一方で爪を真っ黒にしてまで作った皿だということはわかっていて,爪磨きを買っていく梓。お礼じゃなくてお詫びなのだが「皆喜んでる」と嘘をついてしまう。そしてそれを嘘だったというコトがばれてしまう。今までのぼんやりと皿を割ってしまうことと今回の怒りと悔恨は梓に全く別の経験をさせたのかな。
中村俊太はあっちゃーという役だが,2人とも若いカップルだったのか。礼儀よりまずはコミュニケーションが足りないのでは…と思ったけど,「親しき仲にも礼儀あり」ですよね。気をつけなくては…。
思いつめた梓は大雨の中,無茶な山越えをしようとして拓郎に救われる。飛び出してきてしまったことを携帯で電話する梓を見て,拓郎は梓と父のつながりを知る。リアクションがかなりアブない拓郎だが,父を憎んでいるわけではなく,恐れている彼なので梓を遠ざけるのだろうか。
父は拓郎を愛していないわけではないが,それ以上に妻を愛していたから,積極的に責めることはなかったかもしれないが冷たい態度で許していないことを伝えてしまっていた。心配なんだけど,その気持ちの整理がついていないんだなぁ。
確かに北海道ってこっちが雨なのにあっちは晴れ,ってことあるよなぁ。昔旅行したときも気の向くままという以上に,雲の流れを見て天気のままに移動してた。