第5話

「金を貸すときは返してもらおうと思わない」と言う朋子にほっとする。そう,そういう価値観もちゃんと存在する世界なんだよな,よかった。
姉の言葉を避け拓郎の言葉を思い出す梓。あれ,あの映像だと母さんが悪いような気が…。
父にとってあまりに大事な母を死なせてしまったのだから,拒絶する気持ちもわかるという拓郎。それでもなお許してくれることにすさまじく感謝するという気持ちの流れもあるが,でもまぁ確かに拒絶する気持ちもわかる。
「凍ってるから♪」じゃなくってその手に持ってるものでなんとかしてくれー。あんたんとこに入るために通る道でしょうが。そこへやってくる男。車ないとこられなそうなところに良く来るよなぁ。そして必然的にこける。
店の人たち全然罪の意識ないのか……。身元検査してるし…。自分で出させろよー。病院連れてくべきだろーと思いつつ,「○○だろうか?」って道産子言葉なのかも?とも思った。
拓郎が不良だったことを母が一人で背負ってきたから拓郎が許せないというのもわからず。許せないのは自分じゃないのかなぁ。信じてたからということだけど,見ようとしないことと信じることの差ってなんなんだろうなぁ。
男は自分の身元を思い出す。って,まず服を脱がせるべきだったよな…。常連さんたちの中で自営の人には音成さんの件は他人事でないのかもしれず。そこから話が未亡人になるんだけど,ちょっとそこらへんはなぁ…。ときどき森の時計の大人の人たちのやりとりってグロテスクに感じる。こういうの見てるとアズの方が気持ちがわかると思ってしまう。社会不適合なのはアズなんだけれども。
音成さんの奥さんはお金を受け取れないと返しに来る。死んでから出されてもなぁ…。大竹しのぶに対し「冷たい人間じゃない」というマスター。うーむ,冷たいって褒め言葉なのかなぁ。アズは夜中に雪かき。またこの不器用さんが。
スタッフロール見ててロケ協力に「ちっこ食堂」と出ていて本物なのか!と驚いた。