第3回

南原ってバツイチだったのか。そして仁子も離婚直後の南原にほだされちゃうような気持ちもあったと。このほだされちゃうてな揺らぎも小悪魔ちゃんだなぁ。
仁子を思い切ったような南原にちょっと寂しい様子なのは負け犬な観。未練があるなら戻れってば。元奥さんも仁子の名を知っていて,さんざんノロけてたんかなぁと思う。
回想シーンに伊東四朗が!!!どうやらレギュラーか準くらいの位置づけらしい。
想い出の南原はひたすらに情熱的で前がこれだけ濃いとムシオの爽やかさは味付け足りんだろ,と。一人相撲の仁子に相対する仁子はスーツが長崎のときで,緑のは別れたときだっけ?
せっかくのムードが自己中母子(と仁子の正義感)で台無しに。母親の声聞いたことあると思ったら筒井真理子だったのか!こういう正義感とか感性違うとつきあってくのつらくないかなーと思ってしまう。一緒に(ていうか率先して)狂ってくれる南原の方が向いてるんじゃないかなぁ。
今回は小林聡美と仁子が急接近。平行線だからこそ,その線を近づけていかなければ交われないのかもね。非ユークリッド幾何学を理解しない自分としては,「ま,なんかよくわかんないけど射影してみりゃいいじゃん」と思ってしまう。そのときどきに写しこんで重ねてしまえばいい。
仁子と初々しい仲直りをするムシオに対して南原が石を投げつけるのはさすが。そしてムシオより先に巨大虫?を探してしまう仁子もさすがだ……。「幸せな女は言うことが違うね。余裕がある」というのは同感だ。
最後の「今日の復習」って人間系も結構出てくるんだな。意味わからないけど「僕らは皆生きている」ということだろうか?