第4話

ついに冬。自分らだけの時間を6時間もかますカップル。ああいうのって呆れるけど2人の息がぴったりあってるのはさすがなのかしらん。
金策する布施博の噂を聞いて感傷的な表情をするマスターだが,いざ自分に申し込まれると断ってしまう。「金がないから」ではなく,「そういうことをしちゃいけない」とちゃんというのは立派ではあるが,店が取られると追い詰められている人に言う台詞かなーと思う。説教はだらしない生活してる人に言うもんじゃないのかなぁ。一応ちゃんと店をやってたらしき人にそれ言って,で,どうしろというのか?
ということで,感情の出し方がめっちゃくちゃではあるが,あずの心情にけっこう移入してしまったりした。あずは確かに誤解を受けるような金への考え方を直さなくてはならないが,店の先輩たちは彼女が自分の財布から金を足しているときにこそこんこんと言って聞かせなきゃならなかったんではないか。金足してるときはスルーかよ!*1とキレるのもまぁわからなくはない。ちゃんと筋を通してわからせてあげたほうがいい子だと思うんだな。
タクは家にあげないけどちゃんと理由を話して聞かせてきちんとしたヤツだなと思う。タクにぶちまけるあずの息巻きっぷりは見てられなくて気の毒なほどであった。タクは自分と父のやりとりをオーバーラップさせてるのがわかる。事情知ってりゃあずも言わないよなぁ…。
お隣さんって?あの電気屋は市街にあるのに,と思ったら音成さんという名前であった。役名ならまぎらわしくないのをつけた方がいい気が…。
「にくまれ役を引き受ける歳になった」という妻。マスターは商社マンのころのほうが温和だったのかなぁ。厳しいことを言う人が必要なのは確かだが,やはり冷たさも感じるのであって,マスターはまだ成長しなきゃならん気がする。

*1:足すな,と言ってうやむやになってたわけだが