第7話

常連たちの雑煮トークは「あるある」って感じだ。
朋子の店は北時計というのか。拓郎のことを知って情けなさをさらけだすマスター。朋子がビシッと言ってくれて気持ちイイ。
アズは拓郎と仲直りしたくていろいろやってる。反省出来るのは大事だが焦ってはいかんぞ,とか思う。
拓郎はコンテストに出られるかもしれない。いい師匠だな。
おばあさんのエピソードは息子が最低ではあるが,アメ横でお節の材料を買って飛行機に乗ってしまう母はなんかリアルだと思う。
情けないマスターだったが,マスターの選択である現在の仕事をナメきった元同僚に語る言葉は良いなぁ。「彼ら(家族)が本当に喜んでいるのかどうかまで見ようとしなかった」という言葉は。俺は忙しいんだからこれでいいんだろうが,なんて偉いんだ,みたいな傲慢があったのかもしれず。
妻と語るマスターは妻の顔を見ずに「見ていたか?」を質問し,「見てた」という返事をもらう。大竹しのぶの気遣うような悲しいような情報量たっぷりの笑顔はすごいなぁ。そーやってまた抱え込んじゃうんですか奥さん!!
新年,お守りを拓郎のところに置いていくマスター。マスターの中では拓郎は不良少年だったのかもしれないが,今の彼は真面目そうな青年だ。マスターとしては良かった良かったというところではないだろうか。でも,拓郎の枷も解いてやってね…と思う。