オープニングの「三谷幸喜」の文字におつかれさまと思う。そして曲が終わるギリギリまでキャストが出ていることにしみじみ。 今回，阿南健治が出ずっぱりだったのは，史実で宮川音五郎が遺体を掘り起こして埋葬したということだけでなく，小林隆がそうであっ…

過去を振り返る近藤と振り返らない土方。なんつーかバネに引き戻される近藤とまだまだ引っ張っていける土方と見えた。 戦闘以外に目を向けることが出来る周平は意外とタフで。 西郷と勝の対談はあっという間に終わってしまったが，坂本と違って勝は実績もあ…

あと3回で終わるとは思えないオープニングだ…。おみつさんに薩長のことを話すところや，勝に相対するところを見ていると近藤の考えが凝り固まってしまったなぁ…と思えるのだが，勝は近藤が自分の意志を見抜いているという。 勝は今回も江戸っ子っぷりを発揮…

いきなり佐々木様が。泥もぬぐってもらえぬまま亡くなるのは痛々しい。しかし，戦闘で死ねたのは幸せだったのか。 東へ立つ前に別れを告げることができた隊士たち。左之助夫婦は変らなくっていいなぁ。世の中が動いているときに，変らないでいられるってこと…

東京サンシャインボーイズの小林隆さんは大好きな役者さんだが，源さんにはちょっと距離を感じてたのだった。例え源さんがニコニコしてお茶を入れたりおにぎり配ったりしてても，鴨殺しのときに活躍した源さんを思うにつけ，「源さん，恐ろしい子…」と思って…

今週もまた新選組だなぁと思いつつ，ふと「三谷新選組はまるで『天上の虹（里中満智子）』のようだなぁと思う。『天上の虹』は漫画なんだけど，持統天皇の生涯を軸にその時代の人々を描いた話*1で，やっぱり歴史ものなので人のさだめは変えられないのだけど…

捨助，また居場所を変えなきゃいけなくなったのね。そしてピンチのときには最強の捨助。江戸出るときに土方に金騙し取られてるもんな。負けずに頑張って欲しいっす。 平助はまっすぐなままでうれしい。仲間たちともうまくやっているようだ。が，斉藤の相手に…

だから山南さんが言ったじゃん…。って，新しい土地をもらって万々歳なのね。 うわ，いきなり政権返上からスタートなんだ……。そりゃ呆然とするわなぁ…。 佐々木…逆恨み極まりないなぁ。でも近藤が坂本を守るなんていい子になりすぎだろーと思ったけど，そこで…

直参…徳川幕府が終わってしまうことを知っているとすごさを感じられないが，近藤と土方，なんかアブねーよ……。 沖田は，「斬っちゃえば…」と言っているが，他の人も一歩誤れば瞬殺という世界に生きていると思えばこそ，自分の境遇が受け入れられてたのだろう…

島田がクローズアップ？こういうキャラで前から出てていいのになぁと思うけど，人が減ってきて前に出てこれた感じなのだろうか…いやいや。それはともかく，島田と子どもたちに救われるような表情をする沖田が印象的。 前半はなんか流してみてしまうな。近藤…

死に行く者には皆親しみを感じる。 好きな相手はいないのかという問いに「剣の道に生きる」という平助。その彼が沖田を止めて「皆が沖田さんのようにはなれない」というところでさらに泣けた。周平を見やる平助も大人っぽくなったなぁと思う。 沖田は変わっ…

かつては坂本龍馬が銃を人に向けて撃たないのはなんか理想主義過ぎるように思えていたが，このドラマの望月亀弥太や山南の死を龍馬が見てきたと思うと，人の死を避けたいのはわかるように思えた。 今回は歴史の流れるよりも単発ドラマのような展開。大倉孝二…

武士の妻の矜持…だったのかなぁ…。奥さんは自死する覚悟だっただろうけど，松原は逃げてほしかったろうな。正しいことを確信してそれに邁進していることは尊敬するけど，副長はつらい立場だな…と思えない。結局法度を厳密に守るというより，隊をまとめるため…

いろいろと「そんなことやってる場合かー！」な状況の中，坂本龍馬の本領発揮。龍馬はやらなければならない目標が具体的に見えていて，そこへ向かって行動を起こしていた。勇は目標が具体的じゃなかったんだろうか。目の前のことに忙殺されている。目の前の…

山南さんの意思が流れ込んで，坂本の行動に１本筋が通ったような描かれ方がうれしい。 おみつさんのお転婆っぷり→斉藤一のいじけ→してやられた桂小五郎のいじわる→源さんと土方のフォロー→「それなりに」って久々の勇ツッコミが聞けてうれしい。 つねはこん…

上記とリンクして，「新選組！」についての感想。ネットでいろいろ興味深い評を読んで満足しているのですが，このドラマは自分も語りたくなりますね。 新見→鴨→山南と死んでしまう人にばっかり思い入れさせられてつらい。 山南についても思いっきりひいきし…